骨の髄まで私に尽くせ。第4話ネタバレ

第4話:禁じられたモノほど欲しくなるのは人の性

どうしても謝りたかったさやかとの再会。
それは藤田の中に眠っていた「ある想い」を思い出させるには十分でした。

 

しかもそれはさやかも同じであったらしく、良い雰囲気に・・・

 

ガバッ

 

何かヤバいことを思い出したかのように飛び起きる藤田。
そこは自宅のベッドの上でした。
隣にさやかは・・・当然ながらいません。
(夢か・・・)

 

妻子のある藤田にとっては昨日の事は一時の気の迷い(と思いたい)。
しかしあまりにリアルで、しかも夢に見ていたような時間でした。

 

いまだ夢と現実の区別がついていないような藤田ですが、その時枕もとの藤田の携帯にメッセージが届きます。
メッセージの相手はさやか。
昨日、別れ際にアドレス交換をしていたのです。

 

「昨日はありがとう。すごくドキドキしちゃった・・・」

 

そこにはさやかの包み隠しきれない好意と共にお礼のメッセージが。
(ヤバいよな・・・妻子のある身で)
さすがに自分の立場を自覚している藤田。
しかし、夢と思って切り捨てるには、あまりに甘いひと時だったのです。

 

さやかのアドレスを消そうかどうか迷う藤田ですが、どうしても昨日の情景が思い出してしまいます。
ビルの谷間でのさやかとの熱いキス。
さやかはそれを拒むどころか積極的に舌を絡めてきます。

 

さやかの唇を甘噛みしてみたり、舌を絡めたり
そして、さやかの服に手をかけてみますが、さやかに抵抗の意思はなし。
「んん・・・」

 

「ふ、藤田君・・・まって。今日ね・・・アレの日なの」
涙目でつぶやくさやか。
アレの日、すなわち今日は最後までできないという意思表示です。

 

それが本当か、それとも藤田と一線を越えないための嘘なのか確かめる術はありません。
その言葉で一気に現実に引き戻される藤田。
そして、自分がさやかにしている行為に思い至ります。
「えっあっ!?ごめん!?」
「うぅん・・・ごめんね・・・」
すぐにさやかの身体から手を放す藤田。

 

少し長い沈黙
「・・・帰ろっか・・・」
ぽつりとつぶやくように言うさやか。

 

藤田はそれ以上踏み込むこともできず、そのまま帰ることになってしまいます。
別れ際、駅の改札で向き合うさやかと藤田。
さやかは藤田のスーツの袖をちょこっと握り
「また、会えるよね?」
上目づかいに許しを請うかのようなさやかのお願い。
これを断れる男はいないでしょう。

 

藤田もさやかのお願いに何の疑いもなく了承してしまいます。

 

 

そんなことがあった翌日、さやかをブロックするなんて・・・
(さすがに失礼だよな)

 

「は・・・あり・・・」
「うわっ!?」
さやかに返信をしようとしていた藤田ですが、突如の乱入者が!?
どうやら藤田が思い悩んでいる間に娘の花音が藤田のそばに来ていたようです。

 

藤田はそれに全く察知できず、それどころか文面を読まれるまで娘の存在に気づいていませんでした。
もし、これが娘ではなく妻だったら・・・
・・・まあ修羅場は確定でしょう

 

即効でバレそうになったこととで気を引き締める藤田。
しかし、もともと考えが顔に出やすい性格なので、周囲に隠し切れません。
会社の同僚にはモロバレで、「藤田にいいことがあったらしい」とからかわれまくります、。
まあ、さすがに初恋の人に会ってキスまでしたなんて話せるはずもありません。
適当に受け流す藤田ですが、内心ドキドキでしょうね。

 

 

帰りの電車の中。
藤田の視線は電車のつり革広告に釘つけに。
その広告は「シャニー水族館30周年記念」というもの。
実は藤田とさやかは学外研修でこの水族館に来たことがありました。

 

そのことをふと思い出す藤田。
もちろんその回想に出てくるのは、あのころのさやかです。
学外研修の翌日、藤田は放課後さやかに呼び出されます。
「藤田君、これ・・・・」

 

さやかが差し出してきたのは水色の小さな袋。
「マジで?ありがと!!」
「実は俺からも・・・」

藤田は水族館でさやかにお土産を買っていたのです。

 

藤田が買っていたのはピンク色のペンギンキーホルダー。
対してさやかがくれたものは・・・水色のペンギンキーホルダーでした。
色違いのお揃い。
図らずとも同じような事をしてしまい、自然と笑いがこみ上げるふたり。

 

(なんか・・・あの頃に戻ったみたいだ)
昨日のさやかとの出会いは、それほどまでに藤田にとっては衝撃的なものだったのでしょう。

 

 

骨の髄まで私に尽くせ。第4話感想

いい感じに盛り上がっていた骨の髄まで私に尽くせ。第3話を引き継ぐかたちで始まる第4話です。
このまま一線超えちゃうか?と思っていたのですが、さやかの方からブレーキがかかってしまいます。
(実際ほとんど超えていたのですが)

 

さやかのブレーキのかけ方は秀逸で「あれの日」という確かめようがない方法です。
藤田にとっては真偽のほどは判りようがないのですが、前後のさやかの態度から本当だと思っているようですね。
骨の髄まで私に尽くせ。4話のタイトルは「禁じられたモノほど欲しくなるのは人の性」。
さやかに最後の一線を禁じられた藤田は、よりさやかに傾倒していきます。
それは、藤田の時分の立場を一瞬であるとはいえ忘れさせるほど。
もしさやかがこれを意識してやっているとすれば、藤田に勝ち目はなさそうですね。

 

しかし、一方で気になるのは藤田の妻。
藤田が判りやすい性格だというのは会社の同僚の反応を見ても間違いなさそうです。
会社の同僚ですら気づく藤田の変化を、妻が見落としているとは思えないのですが・・・
その藤田の妻からは何のリアクションもなし。
なんだか怖〜い伏線のような気がしますね。

 

骨の髄まで私に尽くせ。

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